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羅通帥を拝す
中籤
籤詩
幼い頃から富貴の家に生まれ育ち目の前のものは、どれも贅を尽くしている君より紫金の腰帯を賜わり四海に広がる名声は、まことに誇るに足りる
原文: 自小生在富贵家 / 眼前万物总奢华 / 蒙君赐紫金腰带 / 四海声名定可夸
故事
唐の太宗がみずから北を討ちに出て、逆に木陽城で囲まれます。程咬金は援軍を求めて中原へ戻る途中に捕らえられますが、巧みな弁舌で異国の姫を動かし、通してもらいました。朝廷は北を平らげる大将を選ぶ武芸の会を開き、十七歳の羅通が首席を占め、帥となって出陣し、一戦で名を挙げます。少年にして志を得るとは、彼のことです。
解説
竜門が開け通じる卦で、何事も変化があればこそ大吉となります。籤に出る人は生まれつき家柄に恵まれ、目の前に足りないものはなく、最後には君主から紫金の帯を賜り、名は四海に響きます。つまりこれは、土台が厚く出発点の高い人の籤です。あなたはもともと通りのよい道を歩いています。今ひとつの関所で止まっていても、仁と義を守って進めば助けは必ず来ます。囚われ人が恩赦に遇うように転機は早く、越えたあとの器は以前より大きくなります。
項目別の解説
財運
秋冬の求財は吉です。塩漬けだったものも解け、めったにない好機に出会って大きな利を得ますが、取引は急がず待つほうが賢明です。
縁談
恩赦のように縁がふいに訪れ、相手は身元も条件も申し分ありません。諍いは親しさゆえの我がままで、必ず仲直りできます。
仕事
就職では取り計らってくれる人があり、仕事は難所に当たっても越えられます。やるほど良くなり、名は後々まで広く知られます。
健康
良い医者に巡り会い、難所を越えて病は落ち着きます。家内安全の祈願を添え、必要以上に案じないことです。
旅行
海の向こうで学べば名を四方に轟かせられ、遠い土地でこそ良い結果を生みます。出て行くほど、あなたの構えは大きくなります。
アドバイス
あなたの土台は思っているより厚いので、仁義さえ守れば目の前の段差は誰かが取り除いてくれます。