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曹操梅を望みて渇きを止む

中籤

籤詩

むだ口の是非を、あれこれ聞いてはならない朝な夕なに、ただ弥陀を念じるのがよいもし大言壮語を、真実だと思い込むなら描いた餅で、どうして飢えを止められようか

原文: 莫听闲言说是非 / 晨昏只好念阿弥 / 若将狂话为真实 / 书饼如何止得饥

故事

三国の頃、曹操が兵を進めていた折、日照りで水がなく、兵たちは渇きに苦しんで歩けなくなりました。曹操は、この先に梅の林があり、着けば梅を食べて渇きを癒せると偽ります。皆の口に唾が湧き、何とか次の水場までたどり着けました。梅を望んで渇きを止めるとは、描いた餅と同じで、思い浮かべるだけでは腹はふくれないのです。

解説

描いた餅で飢えをしのぐ卦で、何事も見せかけが多く中身が少ないときです。耳にした約束も、目の前の展望も、多くは描かれた餅で、見た目は良くても腹は満たしません。大言を真に受けても、飢えは少しも減らないのです。この籤が勧めるのは二つ。ひとつは耳を閉じ、うわさ話や善し悪しの詮索に付いて回らないこと。もうひとつは心を定め、朝夕に念仏し、悔い改め、戒めを守り、人知れず徳を積むことです。運は自分から改まります。

項目別の解説

財運

損が出やすく、投資には向きません。流れを変えたいなら、悔い改めと戒めに努め、施しを重ねてこの悪い季節を止めましょう。

縁談

縁は強いて求めないでください。無理に得たものは結局つまずきます。別れた相手に復縁を求めれば、悩みが増えるばかりです。

仕事

就職も仕事もどこか噛み合わず、得られるはずの利がこぼれ落ちます。分を守り、悔い改め、善行を重ねて運を改めましょう。

健康

あちこち医者を訪ねても良くなりません。重ねてきた業によるもので、悔い改めと戒めが苦しみを減らします。願は果たしましょう。

旅行

分をわきまえるのが良策です。遠い土地に移っても得るものはなく、場所を変えることに望みを託さないでください。

アドバイス

描かれた餅を飯にするのはやめて、心を定め、徳を積むところから始めてください。