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姜太公文王に遇う
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籤詩
春の長雨が上がって、喜ばしく晴れわたる月も日も、しだいに明るさを取り戻してゆく古い事は消え去り、新しい事は思うままに運ぶ見るがよい、ひと跳びで竜門に行き当たる
原文: 当春久雨喜开晴 / 玉兔金乌渐渐明 / 旧事消散新事遂 / 看看一跳遇龙门
故事
姜尚、字は子牙は、殷の紂王の乱を避けて東海のほとりに隠れ、渭水で釣り糸を垂れていました。その釣り針はまっすぐで、彼が釣ろうとしていたのは魚ではなく賢い君主でした。周の文王はその賢さを聞き、みずから訪ねて師として迎えます。そのとき彼はすでに八十歳。のちに武王を助けて殷を滅ぼし、周を建てました。
解説
長雨がようやく晴れる卦で、何事も思いどおりに運びます。降り続いた春の雨が上がり、日も月も少しずつ明るくなり、善し悪しの見分けも一つずつついてきます。古い事柄は消え去り、新しい局面が動き始め、まさにひと跳びで竜門を越えようとしています。転機はすでに起きていて、あとは形になるまでの少しの時が要るだけです。仏神の加護があり、災いはあっても危うくはならず、道中は平らかで、終いには誉れとともに帰れます。
項目別の解説
財運
長く塩漬けだったものにも、雲が晴れて以前を上回る利が見込めます。取引は時を待って行い、雨の中で先を争わないことです。
縁談
憂いの雲は散り、良い相手が見えてきます。行き詰まりの多くは行き違いから起きたもので、解ければ元に戻れます。情けをもって接しましょう。
仕事
今こそ好機で、あちこち動き回れば目的を遂げられます。数か月の浮き沈みを経て向きが定まり、実りも見込めます。
健康
病はひととき原因が分からず迷いましたが、長い診察の末に見つかります。治療に加えて心を修めれば、体は軽くなります。
旅行
遠出は手を尽くした末に、ある日ふいに道が開けます。初めに障りがあっても、越えてしまえば道中は順調です。
アドバイス
雨はもう上がりかけています、古い勘定を蒸し返さずに顔を上げ、目の前の竜門を見てください。