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六郎救いに逢う

上籤

籤詩

日照りのとき、田はことごとく枯れ果てていた天に感謝せよ、恵みの雨がしとどに降り注ぐ花も果実も草木も、みな潤いを取り戻しひと雨が千金に値すると、はじめて知る

原文: 旱时田里皆枯藁 / 谢天甘雨落淋淋 / 花果草木皆润泽 / 始知一雨值千金

故事

楊業は軍を率いて異民族の兵に囲まれ、力尽きて碑に身を打ちつけて死にました。七郎は援軍を求める道中で射殺されます。六郎楊延昭が葫蘆谷まで退いて絶体絶命となったとき、五台山で僧となっていた五郎が僧兵を率いて駆けつけ、囲みから救い出しました。あの援軍こそ、長い日照りのあとの一雨だったのです。

解説

日照りに恵みの雨が降る卦で、難のただ中に救いがあります。田はすでに焼けついていましたが、ひと雨降れば花も果実も草木も潤い、その雨が千金に値すると初めて分かります。この籤には二つの面があります。ひとつは喜びで、長く行き詰まっていた事がふいに解け、助けが届きます。もうひとつは戒めで、これは時を選んで降る雨ですから、逃せば同じ機会は二度と来ません。得たものは大切にし、選り好みも軽んじもしないでください。

項目別の解説

財運

これまでの成績は振るいませんでしたが、今度こそ立て直しの好機ですから必ずつかんでください。取引は遅くとも、成れば実りは大きいものです。

縁談

この縁は容易に得られたものではありません。高すぎる理想を下ろして目の前の人を大切にすれば、時とともに良さが見えてきます。

仕事

苦しさは避けられませんが、探しているものは必ず見つかります。今度の機会や独立はまたとない好機で、粘り強く続ければ実ります。

健康

長患いにも良い処方が巡ってきて、薬を服せば癒えます。ただし心を整えることも忘れないでください。それこそが本当の妙薬です。

旅行

良い事には手間がかかり、道のりは厳しいものですが、名を成す日が来れば、この苦労はすべて報われます。守りを固めてから動きましょう。

アドバイス

この雨は二度目が降りません、選り好みをやめて、まずしっかり受け止めてください。