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懐徳縁を招く

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籤詩

仙桂の枝を手折って、月の宮に入ろうと願う天の門はあまねく開き、君を拒みはしないふいに、またとない良い便りに巡り合い人は皆、峰の頂に咲く花を見て笑いさざめく

原文: 欲扳仙桂入蟾宫 / 普开天门不任君 / 忽遇一般音信好 / 人人皆笑岭顶花

故事

高懐徳は真定常山の人で、陳橋の兵変のとき趙匡胤を担いで帝位に就け、宮門を守る軍の次官に昇りました。のちに宋の太祖の妹である長公主を妻に迎え、皇室の婿としての位も授かります。建国の功臣であり、なおかつ天子の義弟ともなったのですから、功名も富貴ももはや案じることはありませんでした。

解説

手を伸ばして仙桂の枝を手折る卦で、何事にも引き立ててくれる人が現れます。月の宮に登るには、まずあの桂の枝をつかまなければなりません。肝心なところさえ握れば天の門はおのずと開くので、開かないことを案じる必要はないのです。ふいに届く良い便りが、その鍵になります。望みが成るかどうかは力の量ではなく、要となる人と一手を見つけられたかどうかで決まります。見つけられなければ、いくら力んでも門の外で叫ぶだけです。

項目別の解説

財運

求財は思いどおりに運びます。金銭は腕、投資は目、商いは人との縁を広げて信用を守ることが、そのまま財の根になります。

縁談

婚姻には障りがありますが、引き立てる人がいるのですから縁を案じることはありません。敬い慈しむ姿勢を軸に、戻したい人は原因を先に探しましょう。

仕事

手に職があるのですから、なすべき仕事に困ることはありません。要となる人と一手をつかめば、仕事はおのずと光り出します。

健康

長引く病は、まず根を突き止めることです。正しい方法と正しい人に行き当たれば癒えるので、あちこち渡り歩かないでください。

旅行

遠い土地での挑戦も案じることはなく、道中には支えてくれる人がいて望みは成ります。ただし身の安全には気を配りましょう。

アドバイス

まずあの桂の枝、つまり要となる人と一手を見つけてください、門はひとりでに開きます。