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鍾馗道を得る

中籤

籤詩

上からも下からも伝わる話は、振り向けば虚しい天の果てから、一通の書状が届けられた書には、功名を遂げると約束されていたが終わりのときに至っても、やはり虚しいままだ

原文: 上下传来事转虚 / 天边接得一封书 / 书中许我功名遂 / 直到终时亦是虚

故事

終南山の鍾馗は唐の徳宗の頃の科挙に応じ、その文章は一息に書き上げられたもので、試験官の韓愈と陸贄はともに読んで感嘆し、首席に選びました。ところが宮殿の上で、容貌が醜いという理由から、手にしたはずの首席を取り上げられます。天の果てから届いた文書は功名を約束しましたが、結局は空しく終わったのです。

解説

虚しい名の卦で、何事も見せかけが多く中身が少なく、現状を守るのが良いときです。上からも下からも伝わってきた話は、振り向いた途端に消えてしまいます。天の果てから届いた一通の書状に功名を遂げると記されていても、最後まで来ればやはり虚しいままです。目の前のこの良い話は、紙の上の約束にすぎないかもしれません。今はその約束を追って力を注ぐときではなく、そのために心を乱す必要もありません。手元の確かなものを守れば身は安らかです。

項目別の解説

財運

紙の上の富貴で、見えても口には入りません。求財は阻まれ、取引もおおむね成らず、注ぎ込むほど落胆が大きくなります。

縁談

便りが届いても空喜びに終わります。脈がありそうに見えても、進めば失望しがちで、よりを戻すのも実を結びにくいときです。

仕事

見つけた良い職は腕を振るえそうに見えて、ただの見せかけです。独立の見通しも良さそうですが、実りは思ったほどではありません。

健康

良くなったように見えて、実はそうでもありません。油断せず、加護を願い、地道に養生し、速効を謳うものに頼らないことです。

旅行

遠い土地に前途があると思っても、たいていは空振りに終わります。今は現状を守るほうが、約束を追うよりずっと確かです。

アドバイス

まだ果たされていない一枚の約束に身代を賭けず、すでに確かなものを守ってください。