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趙子竜阿斗を救う

中籤

籤詩

宝剣が鞘を出れば、その光は輝きわたる鞘の内にあるうちは、塵ひとつ寄せつけないいま貴人がそれを携えて、世に取り出せば威も勢いも備わって、人々がこぞって敬う

原文: 宝剑出匣耀光明 / 在匣全然不惹尘 / 今得贵人携出现 / 有威有势众人钦

故事

当陽長坂坡の戦いで劉備の家族は散り散りになりました。趙雲は土塀の下で糜夫人を見つけますが、夫人は幼い主君の阿斗を託し、みずから井戸に身を投げます。趙雲は涙ながらに夫人を葬り、阿斗を懐に抱いて単騎で囲みを斬り破りました。その日を境に、世は常山の趙子竜という名をほんとうに知ったのです。

解説

宝剣が鞘を出る卦で、何事にも威と勢いが備わります。鞘に納まっている剣は塵ひとつ寄せつけない代わりに、振るいようもありません。今それを引き出してくれる人が現れ、光は遠くまで届き、人々が敬います。この籤が言っているのはあなたのことです。力はずっとそこにあり、ただこれまで見せる機会がなかっただけでした。今は機が熟し、引き立ててくれる人もいます。出るべきときに出てください。囲みを破ったあと、勢いも報いも一緒に付いてきます。

項目別の解説

財運

これまで商いも金銭も成果が振るいませんでしたが、行き詰まりを抜けて財の道が開き、利は人目を引くほどになります。売買も成ります。

縁談

長く誰にも語られずにいた縁が、いよいよ訪れます。情の輝くときで、人の紹介からとても良い相手に巡り会えます。

仕事

これまで仕事で大きく伸びられませんでしたが、これからは行き詰まりを脱して輝く番です。引き立てを得て、日に日に勢いづきます。

健康

果たしていない願や片づいていない事があると、妙な病を生みやすくなります。早く決着をつければ、体は自然と落ち着きます。

旅行

海の向こうで学ぶのも遠い土地で働くのも、腕を見せるときです。この旅は遅らせず、出て行けば道は明るく開けます。

アドバイス

剣はもう鞘を出ています、光らせるべきときに隠していては、この機会を取り逃がします。