劉備賢を求む
中籤
籤詩
原文: 归程杳杳定无疑 / 石中藏玉有谁知 / 一朝良匠分明剖 / 始觉安然碧玉期
故事
三国の諸葛亮は隆中の草廬に隠れ住んでいました。賢者を求める劉備は、みずから三度も足を運んでようやく対面がかないます。劉備が左右を退けて誠意をもって教えを請うと、諸葛亮は天下の形勢を解き明かし、三つに分けて構える策を説きました。荒削りの玉はずっとそこに眠っていて、三度も通って割り開く人を待っていたのです。
解説
石を割って玉を見る卦で、力を注げば事は成ります。行く先は霞んで見えますが、疑う必要はありません。石の中に玉が眠っていて、まだ誰も知らないだけなのです。名匠がひと刀で割り開けば碧の玉が現れ、そこでようやく、もともと安らかだったのだと気づきます。この籤には二つの層があります。ひとつは、この仕事にもあなた自身にも確かに見込みがあり、ただ見出されていないこと。もうひとつは、それを掘り出すには見る目のある人と、あなた自身の力の注ぎ方が要ることです。
項目別の解説
財運
求財には手間がかかるので、静かに時を待ちましょう。美しい玉が隠れており、いつか必ず芽が出ます。今は軽々しく手放さないでください。
縁談
縁には仲立ちが要ります。取り持ってくれる人を得れば、縁はにわかに輝き出します。すでに結ばれた人とは生涯むつまじく過ごせます。
仕事
就職には見る目のある人の評価が要ります。長所を表に出せば採用され、事業の見込みも、専門を生かせば大きく開けます。
健康
病の様子は不安を誘いますが、驚くことはありません。回復の要はあなたの心にあり、心が落ち着けば養生も効いてきます。
旅行
遠い土地での歩みには不安が伴いますが、誰かが道筋を解き明かしてくれれば、実は歩きやすい道だったと分かります。
アドバイス
あなたの手にある石には玉が入っています、捨てずに、割り開いてくれる人を探してください。