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武則天位に登る
中籤
籤詩
紅い日輪は西に沈み、月は東に昇ってゆく陰が長じ陽が消えて、百事はみな通じてゆくもし女の身であれば、進んで用いられるがよい財も禄も増し加わり、心までも福に満たされる
原文: 红轮西坠兔东升 / 阴长阳消百事亨 / 若是女人宜望用 / 增添财禄福其心
故事
武氏は十四歳で唐の太宗に召されて宮に入り、太宗の死後は寺に入って尼となりました。高宗が位に就くと再び宮へ召され、永徽六年に皇后に立てられます。高宗は体が弱く政は次第に彼女に委ねられ、宮中では二人の聖と並び称されました。文史に広く通じ知略に富み、ついに帝位に登った、中国唯一の女帝です。
解説
陰が長じ陽が消える卦で、何事も先が難しく後が易くなります。紅い日は西に沈み、明るい月は東に昇ります。陰に属する側が勢いを得て、陽に属する側は不利になるのです。陰とは女性、西と北、内面、精神、感じる力、秋と冬のこと。陽とは男性、東と南、外側、物、理屈、春と夏です。局面が入れ替わるのですから、問うている事柄が陰の側に寄っているなら進んで取りに行くべきで、陽の側に寄っているなら守って待ちましょう。
項目別の解説
財運
求財は守って待ち、取引は吉と出ます。金銭で得たいなら内面の落ち着きを強めることが要で、勢いを抑えるほど実りが増えます。
縁談
女性から声をかければ願いは叶い、男性はこのとき主導を失いがちで、無理に運んでも実りません。ひと荒れののち心は通います。
仕事
就職では中身が問われ、内に育てた得意を表に出せば選ばれます。独立するなら、人の心を喜ばせる仕事が向いています。
健康
長患いの手当ての要は心にあります。心を広く持ち悪意を離れれば多くの病は癒えます。驚くことがあれば祈願を添えましょう。
旅行
遠出は西と北の方角が向いています。伸びるかどうかは自分の中身の厚さ次第で、外側の条件の多さではありません。
アドバイス
局面はいま入れ替わっています、あなたの側が昇るときですから、進むべきときに遠慮は要りません。