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赤壁の戦い
下籤
籤詩
薪を抱きて火を救えば 大いに燃え上がり三千の世界を焼き尽くしても また同じもし栄華を問い また出入りを問わば取り片づくるに如かず 心を労するは無益なり
原文: 抱薪救火大皆燃 / 烧遍三千亦复然 / 若问荣华并出入 / 不如收拾枉劳心
故事
三国の世、曹操の大軍は赤壁の北岸に進みました。周瑜は破る策を得られず、劉備と結んで曹操に当たります。諸葛亮が東の風を祈り、黄蓋は偽って降ると告げて火を放ち、鎖でつないだ大船へ燃え移らせました。江の面は一面の火の海となり、曹軍は大敗して逃げ去ります。火を火で攻める、まさにこの籤の姿です。
解説
薪を抱えて火を消しに行けば、火はいよいよ燃え盛る、そんな一枚です。三千の世界を焼き尽くしても結果は変わりません。栄華や出入りの算段を問うなら、いったん片づけてしまうほうが、心を無駄にすり減らさずに済みます。この籤がもっとも戒めるのは、間違った方法のまま力を倍にすることです。悪循環に落ち、やるほど事態は悪くなります。千の策があっても今動けば災いを招きますから、手を止め、はじめから考え直してください。
項目別の解説
財運
期待が強いほど実入りは細くなります。しばらく手を触れずにおくほうが、結局は損が小さくて済みます。
縁談
無理に進めるのは酒で憂さを晴らすようなもので、憂いは増すばかりです。追わなければ残るものもあります。
仕事
力を込めるほどうまくいかないのは、方法に原因があります。まず筋道を改め、闇雲に押し通さないことです。
健康
治しすぎがかえって病を重くします。いったん手を止め、正しい方向を探し直すほうが賢明といえます。
旅行
遠くへ功名を求めるほど名は遠のきます。今は動かず、成り行きを静かに見ておくのが良いでしょう。
アドバイス
火が燃え上がっている間は、まず手にした薪を置いてください。