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陳橋の兵変
上籤
籤詩
春来たりて雷ひびき 百の虫が鳴く身を翻し一たび転じて 泥の中を離るはじめて知る 出づるも入るも自在なるを一朝にして変じ すなわち龍となる
原文: 春来雷震百虫鸣 / 番身一转离泥中 / 始知出入还来往 / 一朝变化便成龙
故事
後周の世宗が世を去り、幼い恭帝が位に就きました。趙匡胤は検点の職にあり、北へ討伐に向かいます。軍が陳橋の駅に至ると、幼い主のもとで政が乱れることを理由に部下が即位を勧め、彼は初め承知しませんでした。人々は酔って眠る彼に黄色の袍を着せます。趙匡胤は都へ戻り、譲りを受けて宋の基を開きました。
解説
春の雷が一つ鳴れば、眠っていた虫がいっせいに声を上げ、身を翻して泥から抜け出します。以後は出入りも自在となり、一朝にして龍へと変じます。この籤は全き好転の兆しです。長く行き詰まっていた人に急に機会が訪れ、長く伏せていた才が急に引き上げられます。肝心なのは、雷が鳴ったその時に思い切って身を翻すこと。機会が来たら、遠慮も迷いもいりません。
項目別の解説
財運
春に利があります。この投じ方は先を大きく左右する分かれ目で、財を増やす好機となります。
縁談
縁は結ばれます。長く待った方は結婚の話に進めますし、春に申し込むのがとくに向いています。
仕事
引き立ててくれる人に推され、事業は勢いづきます。まさに身を翻すべき時が来ています。
健康
古い病がいつ出てもおかしくありません。春はとくに気をつけ、油断しないでください。
旅行
遠い土地で大きく広げる時が来ました。長い目で見て、大きく名を上げることができます。
アドバイス
春の雷が鳴ったら身を翻し、機会が来た時に遠慮しないでください。