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韓愈 雪に遇う
中籤
籤詩
雲ひらけ霧晴れて 山前の路あらわれ万物は円かに帰し 月はふたたび円かなりもし詩書によりて 深き夢より醒めなば貴き人に導かれ 天台に歩みを進めん
原文: 云开雾罩山前路 / 万物圆中月再圆 / 若得诗书沉梦醒 / 贵人指引步天台
故事
唐の韓愈は仏骨を迎えることを諫める上表をして憲宗の怒りに触れ、潮州の刺史に落とされました。藍関に至ると大雪が山を閉ざし、馬は前へ進みません。それは甥孫の韓湘子が以前に贈った詩の、雲は秦嶺に横たわり雪は藍関を塞ぐという句そのままでした。韓愈はここでその意を悟り、後に官を捨て財を分け、山に入って道を修めます。
解説
雲が開き霧が晴れてはじめて山の前の道が見え、欠けていた万物は円さを取り戻し、月はふたたび満ちます。詩書によってこの長い夢から醒めることができれば、導いてくれる人が現れて高い所へ上げてくれます。この籤の転機は後ろにあります。今の左遷や雪の足止めや失意は、いったん立ち止まって学び直させるためのものです。教えを受け入れる気のある人にだけ、道は開けていきます。
項目別の解説
財運
先々の運用を順調にしたいなら、今のうちに財の学びと商いの筋道を身につけておくことです。
縁談
縁はしばらく訪れません。良縁を望むなら、間を取り持ってくれる人の紹介に頼るのが早道です。
仕事
書物の道理を実際の営みに当てはめれば、曇りを抜けて事業はふたたび勢いを取り戻します。
健康
日々詩を口ずさみ、経験ある人の助言に従うことが、病の具合にとって大きな助けになります。
旅行
当時の決断を悔やむ必要はありません。丁寧に計画を立て、人の経験に学べば十分です。
アドバイス
雪が藍関を塞いで馬が進まない時こそ、立ち止まって書を読み解いてください。