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曹丕 帝を称す
中籤
籤詩
志と功業は 日々の積み重ねにあり今は酒と色とに 悩まされて堪えがたしもし金の鶏が 君に時を告ぐるを見ば銭も財も福も禄も 君のもとへ招かれん
原文: 志气功业在朝朝 / 今将酒色不胜饶 / 若见金鸡报君语 / 钱财福禄与君招
故事
曹丕は曹操の次男です。曹操は天子を擁して諸侯に令しながら、生涯みずから帝を称しませんでした。曹丕は漢の献帝を退けて位に就き、国号を魏と改めます。しかし魏の命は長くなく、数十年の後には司馬炎が同じやり方で魏帝を退け、晋を建てました。手に入れたやり方と同じやり方で、多くは失われていくのです。
解説
志も功業も日々の積み重ねの上にあるのに、今は酒や遊びに削られて堪えがたくなっています。金の鶏が時を告げるのを見れば、銭も福も禄も引き寄せられてきます。この籤はあなたの志を認めながら、同時に警告もします。才は事を成すのに十分ですが、それを守り切れるかどうかは節度次第です。志は動いていますが、身を慎むのに遅すぎることはありません。暮らしの調子と分を守れば、功名のほうから戸を叩きます。
項目別の解説
財運
投資でいちばん危ういのは貪ることです。貪る心こそ、失敗の生まれる場所になります。
縁談
道を外れる振る舞いは避けてください。満ち足りた情も、それによって空になってしまいます。
仕事
仕事が思いどおりで事業が輝いていても、暮らしの節度は省けません。節度が栄えを保ちます。
健康
暮らしの調子が何より大切です。食事も休息も抑えが利かなければ、病は必ず重くなります。
旅行
勤勉に営めば前途は豊かです。豊かになった後に緩んで沈まないよう気をつけてください。
アドバイス
才はもう十分ですから、次に試されるのは自分を律することができるかどうかです。