
ペンタクルの9
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図像について
壁に囲まれたぶどう園に一人の女性が立ち、細やかな模様の黄色い長衣をまとっています。片手をそっとぶどうのつるに置き、手袋をはめたもう一方の手を上げ、そこに目隠しをされた鷹がとまっています。九枚のペンタクルが、重く実ったつるのあいだに散らばっています。背後の丘には屋敷が建ち、園はすべて囲われ手入れされていて、彼女のものであることが明らかです。裾のあたりの地面を小さなかたつむりが、自分の家を背負ってゆっくり横切っていきます。彼女は誰も待っていません。目隠しをされた鷹が鍵です。辛抱強くならされた野生であり、欲と本能がやわらかな規律に導かれている姿です。本当に自分で得たあとの享受とは、こういう顔をしています。
正位置
全体
あなたは何かを建て上げ、それを楽しんでよいのです。ペンタクルの9は自立であり、心地よさであり、暮らしが自分の条件で回っているときの特別な喜びです。もはや本能になった自律に報い、押しつけられたのではなく自分で選んだ独立に報います。その午後を過ごし、良いものを一つ買い、自分の庭に座ってください。自分が実際にどれだけ成し遂げたかにも目を向けましょう。この気配を持つ人はたいてい建てるのが上手で、立ち止まって眺めるのがあまり得意ではありません。
恋愛
あなたは一人でも欠けておらず、それは閉じることではなく魅力です。自分の価値を知っていて、選ばれるために小さくならない人に味方するカードです。二人でいるなら、必要だから機能しているのではなく、独立した二人が互いを本当に楽しんでいる関係を指します。独りの方には、深く満ち足りた時期になり得ます。誰もいない夜を避けたいという理由で、自分のために築いた基準を下げないでください。
仕事
長い努力の成果が目に見えています。安定した立場、うまくいっている事業、あるいは仕事を連れてくる評判。独立して働いているか、役割のなかで本当の裁量を持っているのかもしれません。得た重みを味わい、そして使ってください。誰かを引き上げ、もう合わない依頼を断り、これまでの経歴ではなくあなたの価値に見合う値づけをしましょう。
金運
受け継いだのではなく自分で築いた、経済的な余裕と自立です。貯蓄は健やかで、収入は安定し、本当に大切なところでは質にお金を出せます。積み上げ続けるだけでなく、一部を意識して味わう時期です。ここまで運んでくれた規律は保ち、長期の計画は見直し、そして日々を良くするものへ、少しだけお金を流してあげてください。
逆位置
全体
庭はそこにあるのに、座ることができません。逆位置のペンタクルの9は働きすぎであり、空虚な成功であり、誰の手も決して借りないところまで固まってしまった自立です。反対の面もあります。経済的に誰かへ寄りかかり、自分の足場を失っている居心地の悪さです。その安心が何と引き換えなのかを見てください。失われた裁量を少しずつ建て直しましょう。すべてを持っているのに何も味わえていないのが問題なら、まったく生産的でない午後を一つ過ごすところから始めてください。
恋愛
自立を壁として使っています。逆位置は、自足しすぎて親密さの入る隙がない人や、お金が依存を生んで選択肢を静かに奪う関係を描くことがあります。落ち着かなさのこともあります。良い暮らしを築いたのに、何かが足りない感じです。誰かを本当に生活へ入れ、そばにいてほしいと正直に言ってください。人を必要とすることは、自立の失敗ではありません。
仕事
代価に見合わない成功です。長すぎる労働時間、成果を味わう時間のなさ、あるいはあなたを所有しはじめた事業。すでに超えてしまった役割に留まっている、経済的に離れられない、ということもあります。まだ生気のあるこの仕事の姿を探し、線を一つしっかり守り、自由に選べるようにするための備えを築きはじめてください。
金運
見た目の良さの下にある経済の苦しさ、あるいは全面的に他人に頼った心地よさです。体面のための使いすぎや、よく見ていない支出に貯蓄が削られている状態を示すこともあります。自分の口座、自分の収入、数字の把握と、一歩ずつ自立を建て直してください。経済的な足場を取り戻すためなら、しばらくの不便は引き受ける価値があります。
アドバイス
築いてきたものを味わい、そのなかで休むことを自分に許してください。
アファメーション
この土地は私が自分で得たもので、私はここに心地よく立っています。


