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仏印東坡に会う
中籤
籤詩
事もなく清らかに、静かなところに坐る飢えれば飯を食い、眠くなれば横になる身も心も下ろしてしまえば、忙しくする必要はないそうすれば必ず、災いにも禍にも遭わずにすむ
原文: 清闲无事静处坐 / 飢时吃饭困时卧 / 放下身心不用忙 / 必定不遭殃与祸
故事
蘇東坡は自分の禅の境地が世を超えたと感じ、八つの風にも動じず紫金の蓮に端坐する、という詩を書き、人に託して川向こうの仏印禅師へ送りました。仏印は紙に短い罵り言葉を書いて突き返します。怒った東坡が川を渡って詰め寄ると、仏印は笑って言いました。八つの風に動じぬ人が、ひと言で川を渡ってきましたね。
解説
現状を守って安らぐ卦で、何事も時を待てば吉となります。腹が減れば飯を食い、眠くなれば横になり、用もなく静かに坐って、身も心も下ろしておく。忙しくしないほうが、かえって禍に出会いません。この籤が告げているのは、まだ火加減が整っていないということです。時機が熟していないのに無理をすれば、自分で自分を騒がせるだけ。修めが浅いうちに見せびらかせば、東坡のようにひと言で見破られます。守って待てば吉、戒めを保てば安らかです。
項目別の解説
財運
求財は守って待つときで、今は収穫の時ではありません。のんびり日を送り、実りは先で語りましょう。取引は急がず遅らせるのが吉です。
縁談
時機はまだ来ていないので、静かに待てば十分です。想う人がいても急いで追わず、縁のある相手なら向こうから寄ってきます。
仕事
仕事の向きはまだ定まらず、時機を待ってから探しましょう。事業は淡々と進み、大きな儲けも大きな損もなく落ち着いています。
健康
長患いは動かず、慢性の不調は心を養うことが要です。ゆったり暮らし、あちこち歩いて気を晴らすほうが体のためになります。
旅行
遠出の見通しにはまだ光が差さず、出ても疲れが増えるだけです。今いる国で落ち着き、時機が向いてくるのを待ちましょう。
アドバイス
火加減が整うまで出さないでください、腹が減れば食べ、眠ければ寝て、まず暮らしを落ち着けましょう。