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咬金仁貴を招く
中籤
籤詩
内には、値もつけられぬ宝と珍宝が納められている玉を得るのに、どうして外へ探しに行く必要があろうそれよりは、高き人が見抜いてくれるのを待つがよい心を広く、そしてなお、いっそう広く持ちなさい
原文: 内藏无价宝和珍 / 得玉何须外界寻 / 不如等待高人识 / 宽心犹且更宽心
故事
程咬金は唐の建国を支えた古参の将です。ある日、山道で猛虎に追われていたところ、山で昼寝をしていた薛仁貴が声を聞きつけて駆けつけ、ひと打ちで虎を傷つけて彼を救いました。咬金はその武芸の並でないのを見て、金の令の矢を一本贈り、軍に入るよう勧めます。薛仁貴はのちに唐の名将となりました。
解説
玉を内に探す卦で、何事も時を待てばよろしいときです。値のつけられない宝は、あなた自身とあなたの手の中にあります。玉を得るのに外へ探しに行く必要はありません。あちこち走り回るより、見る目のある人がひと言で気づかせてくれるのを待つほうが、そのあと一つ通れば百通ります。この籤が教えるのは二つ。ひとつは内に求めること。答えはすでにある条件と経験の中にあります。もうひとつは心を広く持つこと。焦るほど見えず、緩めるほど人と機は現れます。
項目別の解説
財運
求財は守って待ちましょう。まず自分の懐を見て、足りているなら強いて求めないこと。商いは良い品を扱い、目利きの客を待ちましょう。
縁談
縁はすぐそばにあり、多くは以前から知っている人です。交際中なら周りの見立てを聞けば良さが分かり、諍いでは長所を見ましょう。
仕事
仕事は生まれた土地の中にあり、外に苦労して探すことはありません。得意を見定めて上に認められれば、先は明るく開けます。
健康
良医に巡り会えます。薬は実は心の中にあり、内に向かって根を抜けば癒えるので、あちこち医者を渡り歩かないことです。
旅行
今いる場所にも見通しはあり、遠くへ行く必要はありません。誰かが向きを示してくれたら、心を広く持って従いましょう。
アドバイス
欲しいものはずっと自分の中にあります、心を広く持てば、目利きの人は自然に訪れます。