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姜女夫を尋ぬ

下籤

籤詩

天の果てから届いた便りは、まことに解しがたいあれこれ気を回して、強いて求めてはならないもし石を磨いて、鏡に仕立てようとするならおのれの労を、むだに費やすと知るがよい

原文: 天边消息实难思 / 切莫多心望强求 / 若把石头磨作镜 / 曾知枉费己功夫

故事

秦の始皇帝が長城を築いたとき、孟姜女の夫は婚礼の夜に連れ去られました。彼女は千里の道を冬着を届けに歩き、長い旅の末に長城へたどり着きますが、聞かされたのは夫がすでに死に、骨は城の下に埋められたという知らせでした。声をあげて泣くと長城は崩れ、血を滴らせて骨を見分け、ついに夫の亡骸を取り戻しました。

解説

常を守って静かにする卦で、身の分を守れば吉となります。天の果てから届いた知らせはどうにも腑に落ちませんが、今は私心を抱えて強いて求めてはいけません。石を磨いて鏡にしようとしても、どれだけ磨いても人は映らず、労を捨てるだけです。この籤が指すのは一点、あなたが注いでいる努力は、向きそのものが成り立っていないということ。倍の力を注げば倍だけ空しくなります。策を巡らすより、分を守り、善を行い、悔い改めてください。

項目別の解説

財運

財を扱っても得られず、動くほど損が膨らみます。求めずに元手を守るほうが賢明で、商いの実りも朝露のように消えていきます。

縁談

この情はあなたのものではなく、私心で強いても手には入りません。この思いを下ろすほうが、労も傷も少なくてすみます。

仕事

励んでも報われないのは、多くは積み重なった業のためです。善行と悔い改めが運を改めるので、その場で踏ん張るだけでは消耗します。

健康

この病は癒えにくく、手をかけるほど悪くなります。祈願と心からの悔い改めを軸に据えるほうが、薬を替え続けるより効きます。

旅行

遠い土地で伸びたい願いは尊いものの、天の時が味方しません。今は今の場所にとどまり、他郷で運試しをしないことです。

アドバイス

石は磨いても鏡になりません、この一件を下ろして、力を徳を積むほうへ向けてください。