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目連母を救う

上籤

籤詩

君も皇も聖なるものも、ついには恵みとなる重ねて祈り祓えば、損なわれず増してゆく生きとし生けるもの、みなその恵みを受け人の世でも天の上でも、通じる時を得る

原文: 君皇圣后终为恩 / 复待祈禳无损增 / 一切有情皆受用 / 人间天上得期亨

故事

目犍連は釈迦の弟子のうち神通第一と称された人です。神通の目で見ると、亡き母は生前の物惜しみゆえに餓鬼の世に落ちており、送った食べ物は口に入るなり灰と炭に変わってしまいます。釈迦は、七月十五日に百味の供物を整えて十方の僧たちに供養するよう教え、その大勢の力によって、母はようやく食を得て救われました。

解説

天が恵みを垂れる卦で、何事も成就して大吉です。天と仏神の恵みは必ずあなたに届き、まごころで祈るかぎり、減ることなく増していきます。この籤の要は、私を離れるという一点にあります。目連ひとりでは母を救えず、供養を十方の大衆へ広げてはじめて母は救われました。願いが自分だけのためなら力は限られますが、他を利し、生きとし生けるものが潤う願いであれば、人の世も天の上も道を開いてくれます。授かったら忘れず、朝夕に礼を尽くしましょう。

項目別の解説

財運

私の利だけを求める投資は良い実りになりにくく、むしろ無心のときに得られます。薄く広く商い、私心なく出入りすれば加護もあります。

縁談

縁を求めるのも、進めるのも、戻すのも、他を利する心を根に据えてまごころで祈ることです。相手を思う心があれば情は順に運びます。

仕事

就職も仕事も、捧げる心を根本に据えましょう。人の憂いを引き受ける気持ちで動けば、職はおのずと手に入り、仕事も順調です。

健康

病のうちは悔い改める心を起こし、まごころで加護を願い、正しい治療も併せてください。病は解け、家の内も安らかになります。

旅行

遠出で伸びたいなら、まず他を利する願を立てましょう。心の器を広げれば道々に守りがあり、企ても成し遂げられます。

アドバイス

この件の動機を自分のためから皆のためへ変えてください、それだけで道は一気に広がります。