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渭水の釣り
中籤
籤詩
どうか君よ、堪えて今までの暮らしを守れ心を定めて、よこしまな念を起こしてはならない誰かが軽く力を添えてくれるまで待てば枯れ枝も老木も、そろって花をつけ直す
原文: 劝君耐守旧生涯 / 把定心肠勿起歹 / 直待有人轻着力 / 枯枝老树共再开
故事
姜子牙は殷の紂王の乱世を避け、渭水のほとりに隠れて釣り糸を垂れていました。その釣り針はまっすぐで、彼が釣ろうとしていたのは魚ではなく、自分を見出す君主でした。周の文王は賢者と聞いてみずから訪ね、師として迎えます。そのとき彼は八十歳。長く枯れていた老木が待っていたのは、あの軽い一押しだったのです。
解説
枯れ木に花が咲く卦で、何事もいずれ成し遂げられます。籤詩は、堪えて今の暮らしを守り、心を定め、外が辛いからといってよこしまな念を起こすなと勧めます。誰かが軽くひと言添え、ひと押ししてくれるときまで待てば、枯れ枝も老木も庭いっぱいに花を咲かせます。この籤の力は、静かに守るという言葉に尽きます。動けば災いが多く、静かにしていれば咎がありません。今の静けさは終わりではなく、あなたを迎えに来る人を待つ時間です。
項目別の解説
財運
求財は時を待ちましょう。今は苦しい時期ですが、心を定めていれば転機は来ます。取引は成るので、安値で手放さないでください。
縁談
縁は時機を待つもので、多くは人の紹介から訪れます。自分のものでない相手に邪な念を起こさず、今の相手は大切に温めましょう。
仕事
職を探して久しいでしょうが、苦しい時期は過ぎます。紹介してくれる人が現れれば、そこがあなたの職場です。心を定めましょう。
健康
心を定めることがそのまま薬になり、気を広く持てば効き目が出ます。急がず静かに養い、加護を願って時を待ちましょう。
旅行
今の遠出は行き詰まりに出会います。これまでの暮らしを守り、時機が来てから発てば、そのときこそ勢いに乗れます。
アドバイス
今の場所を守り、心を正して、あの軽い一押しを待ってください、枯れ木は必ず花をつけます。