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王祥鯉を求む
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籤詩
天は寒く地は凍て、水はすべて氷となったどうして功名を、むさぼり求める必要があろうただ己を守って、静かなところに坐るがよい時の移り変わりを待てば、おのずと明らかになる
原文: 天寒地冻水成冰 / 何须贪吝取功名 / 只好守己静处坐 / 待时兴变自然明
故事
晋の王祥は幼くして母を亡くし、継母の朱氏は心が狭く、父の前でたびたび讒言しては彼を厳しく扱いました。ある厳しい冬、継母が生の魚を食べたいと言い出しますが、川面はすでに固く凍りついています。王祥は衣を解いて氷の上に横たわりました。すると氷はふいに割れ、二尾の鯉が跳ね出たのです。まごころは氷さえ解かします。
解説
水が凍って氷となる卦で、何事も無駄に求めないほうがよいときです。天は寒く地は凍り、水はことごとく氷になりました。今どうして功名を貪り求める必要があるでしょう。ただ自分を守り、静かなところに坐って時の移りを待てば、真相はおのずと明らかになります。水は凍って氷になり、氷は解けてまた水になります。あなたの企ても同じで、今は凍っているだけで、消えたのではありません。力は無駄でも、まごころは効きます。
項目別の解説
財運
求財は難しく、取引も阻まれます。今は貪らず、むしろ施しを重ねましょう。財の巡りを良くしたいなら、まず善き縁を結ぶことです。
縁談
縁は真冬にあるようなもので、今求めても骨折り損です。春を待って図りましょう。冷えた情には温かさと感じ入る心が要ります。
仕事
職は決まりにくく、商いも冷え込み、立ち直るには時が要ります。春の光が差すのを静かに待ち、そのときに動いても遅くありません。
健康
この病はすぐには癒えません。心を修めて内の悩みを除き、悔い改めて古い業を消すことも、症状を良くする確かな道です。
旅行
今の遠出は氷の上を歩くようなもので、行っても行き詰まります。暖かくなる日を待ち、今は現状を守るのが最も安全です。
アドバイス
今は水が氷になる季節です、力で割ろうとせず、まごころで解かしてください。