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孔明 蜀に入る
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籤詩
夏の日は炎天にして 昼なお長く人みな暑さを愁い 胸ふさがるされど天地は 人の心を知りたまい薫風そよそよと おのずから涼し
原文: 夏日炎天日最长 / 人人愁热闷非常 / 天地也解知人意 / 熏风拂拂自然凉
故事
三国の世、劉備には拠るべき土地がありませんでした。益州の劉璋は張魯の脅威に苦しみ、同族のよしみで劉備を蜀へ招きます。従って入蜀した諸葛亮は、西蜀の山川をくまなく巡り、攻めるにも守るにも適う要害と見て周到に手を打ち、ついにこの地を劉備の建国の礎としました。
解説
真夏の暑さに誰もが参っている、そんな一枚です。けれども天地は人の心をよく察して、涼しい薫風をそっと送ってくれます。今の息苦しさや行き詰まりは、解けないものではありません。あせって動かず、無理に押し通さなければ、季節が移るように自然と涼しさが訪れます。進むか退くか迷わなくてよいのです。良い時期はすでに用意されています。支出や計画は身の丈に合わせ、力任せの振る舞いは控えてください。善い心を保ち良い縁を結んでおけば、見えない所で守りが働きます。
項目別の解説
財運
金運は伸びますが、勢いを借りるのが肝心です。あせらず計画を固めてから動き、施しも忘れなければ、秋の後に実りが見えます。
縁談
独り身の方は思いを素直に伝えれば良縁が寄ってきます。相手のある方は寛やかに接すれば、暑気が去るように関係も和らぎます。
仕事
進め方は正しく、陰ながらの助けも働いています。本業に励んで夢物語を追わなければ、繁栄も昇進も手の届く所にあります。
健康
原因がすぐには判らないこともあります。心をゆるめ、規則正しい生活を保てば、気持ちが静まるにつれ症状も引いていきます。
旅行
遠くへ出るのに良い時です。他郷にこそ伸びる余地があります。発つ前の支度を丁寧にすれば、先の景色はさらに明るくなります。
アドバイス
暑さと争わず、姿勢を正して風を待ってください。