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仁貴主に遇う

中籤

籤詩

身を岩の下、猛禽の棲むところへ投じるそれはやはり、真の大丈夫にこそふさわしい早々に策を巡らせて、誰が手にできようか天地をあまねく行けども、そんな人はいない

原文: 投身岩下雕鸟居 / 须是还他大丈夫 / 及早营谋谁可得 / 通行天地此人无

故事

唐の薛仁貴は三たび軍に加わりながら、いつも炊事役にすぎませんでした。太宗が東征の折に敵将に追い詰められた危機のとき、身を捨てて主君を救い、それを機に元帥へ引き上げられ、東征で数々の武功を立てます。乱世にこそ英雄の地が現れ、危難の中でこそ本物の才と真心が見分けられるのです。

解説

身を投げて虎を養う卦です。籤詩が説くのは捨て身の覚悟で、危ういところに進んで立つには、本物の力を備えた大人物でなければなりません。そしてそういう人は世に多くありません。この籤には両面があります。あなたに担う覚悟と実力があるなら、この揺れ動く局面こそ頭角を現す好機です。もしその力がまだないなら、軽々しく危険へ踏み込んではいけません。人を見るのも自分を量るのも、名声や情ではなく実力で見てください。

項目別の解説

財運

商いが冷え込み値が大きく揺れる今こそ、目のある人には仕込みどきです。度胸と専門を欠く人が、まねて飛び込むのは危険です。

縁談

よい伴侶は、揺らぎと危難の中でこそ見分けられます。あなたのために身を削れる人こそ、めったに巡り会えない良縁です。

仕事

景気の悪いときほど良い職に就けますが、同業に勝る腕が要ります。危機をしのげた人は、ひとりだけ抜きん出ることができます。

健康

年の変わり目や節目ごとに症状が重くなりがちですが、そこを越えれば道が開けます。祈願を添えつつ、地道に養生してください。

旅行

遠方での挑戦には大きな犠牲が要り、確かな一芸がなければ、結局そのまま元の場所へ戻ることになります。

アドバイス

立つべきときには進んで立ってください、ただしそれを担うだけの力が自分にあるかを先に確かめて。