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秦敗れて三帥囚わる

下籤

籤詩

鵠の飛び来たりて みずから籠に入るがごとし身を翻さんとすれども 通ずる路なし南も北も東も西も みな出づるに難くこの卦はまことに 恨みの尽きざるを恐る

原文: 似鹄飞来自入笼 / 欲得番身却不通 / 南北东西都难出 / 此卦诚恐恨无穹

故事

春秋の世、秦の穆公は老臣蹇叔の諫めを聞かず、鄭を襲おうと兵を出しました。秦軍は遠征に疲れて何も得られぬまま帰る途中、晋軍に誘われて険しい谷へ入ります。前は塞がれ、両側から火種と硫黄が投げ落とされ、後ろでは喊声が響き、秦軍は互いに踏み合って大敗し、三人の主将はことごとく生け捕られました。

解説

白鳥がみずから籠へ飛び込んだような形です。身を翻したくても抜け道がなく、東西南北どこも塞がり、尽きせぬ悔いだけが残ります。この籤の危うさは、自分から入ってしまう点にあります。誰かに閉じ込められたのではなく、あなた自身がその局面へ歩み入ったのです。進むことも退くこともできない今は、頭を低くして動きを減らし、損を食い止めるほかありません。誘うように見えて四方が閉じている話には、近づかないでください。

項目別の解説

財運

仕組まれた話に用心してください。この投資は身動きが取れなくなりやすく、長く抜け出せません。

縁談

この情はみずから網にかかる形です。追えば苦しさと束縛に落ちるので、進めないほうが良いでしょう。

仕事

起業の危うさが極めて高く、大きな損の恐れがあります。仕事探しでも罠に気をつけてください。

健康

どの治療も病を重くする恐れがあります。悔い改め、心を整えることで苦しみが軽くなります。

旅行

この旅はみずから落とし穴に入るようなものです。取りやめることが最良の備えになります。

アドバイス

開いて見えるその扉は籠ですから、自分から飛び込まないでください。