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密かに助けて銅旗を倒す

中籤

籤詩

虚空に願を結びて 平安を保たんとし身は安きを得たれど 願はいまだ還さず神聖を忘るるなかれ 願は還すべしこの神の言葉を 軽んじあなどるなかれ

原文: 虚空结愿保平安 / 保得身安愿不还 / 莫忘神圣宜还了 / 此知神语莫轻慢

故事

隋の末、東嶺関は楊義臣が守り、関の前には銅旗の大陣が敷かれ、秦叔宝は長く攻めあぐねました。やがて陣を守る将の羅成が自分の従弟だと知り、叔母を通じて連絡を取ります。羅成は表向き陣を守りながら密かに助け、秦叔宝はついに銅旗の陣を破って東嶺関を奪い、勝って帰りました。

解説

かつて虚空に向かって平安を願い、身は無事になったのに、その願ほどきをまだ果たしていない。神聖なことを忘れず、返すべき願は返しなさい、そう告げる一枚です。この籤の主題は信という一字です。神仏への約束も人への約束も、事が済んだからといって忘れてよいものではありません。人には人の考えがありますから、心をせわしくしないこと。誠実さと分をしっかり守れば、陰であなたを助ける力も退きません。

項目別の解説

財運

分を守れば安らかです。貪らず焦らず、正当に得たものだけが長続きし、願も返す時です。

縁談

情には虚しい姿が多く見えます。人柄を養い善い縁を広げ、感謝の心を持つことが真情を招きます。

仕事

慈しみと知恵をともに働かせてください。人との関係が要で、昇進は日頃の縁の積み重ねです。

健康

恨みを抱かなければ病は減ります。願をかけたら返し、心を養うことが治療の助けになります。

旅行

分を守り、焦って進まないことです。人としての支度が整えば、旅も滞りなく運びます。

アドバイス

あの時かけた願を、今こそ返しに行ってください。