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葫蘆谷の火

中籤

籤詩

炎々たる烈火 焔は天に連なれど焔の中に なお一輪の蓮を生ずついに成し遂げて 害を受くることなく変わらず葉を生じ 根と枝とを伸ばす

原文: 炎炎烈火焰连天 / 焰里还生一朵莲 / 到底得成终不害 / 依然生叶长根枝

故事

赤壁に敗れた曹操は北へ逃げ、諸葛亮は道々に伏兵を置きました。曹操は葫蘆谷の入口で休み、要害でありながら伏兵がいないのを見て、孔明に謀がないと大笑いします。言い終わらぬうちに砲声が上がり、張飛が斬り込み、谷は火の海となりました。曹操はあわてて馬に乗り、ほうほうの体で華容道へ逃げ延びます。

解説

天に届く炎の中から、一輪の蓮が咲きます。結局は成し遂げられて傷つかず、葉を伸ばし根を張って新しい枝まで出す、そんな一枚です。境遇は確かに危ういのですが、結末は必ずしも悪くありません。大切なのは、この焦げつくような時期を耐え抜くこと、そして火の中で慌てて走り回らないことです。烈火の只中で心の涼しさを一点だけ保てれば、その蓮はちゃんと開いてくれます。

項目別の解説

財運

運用は逆風にさらされます。振るい落とされずに残れれば、この先に大きな見込みがあります。

縁談

縁には妨げがあります。粘り強く続ける気持ちがあってこそ、障りを越えて結ばれます。

仕事

事業は苦境にあり、しばらく焦げつく時期が続きます。持ちこたえれば、また続けていけます。

健康

病状は悪いままながら崩れずに保っています。この時期を越えれば少しずつ良くなります。

旅行

苦しい時期を通ることになります。志を保って耐えれば、先の見通しはなお大きく開けます。

アドバイス

火の中でも蓮は咲きますから、烈火の中で足並みを乱さないでください。