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龐洪 包公を畏る

中籤

籤詩

木もて造れる一頭の虎 門に据えらる威はありといえど 人を害することなしはっきりと 障りなしと告げられたるに憂え迷いて みずから心を驚かす

原文: 木为一虎在当门 / 须是有威不害人 / 分明说是无防事 / 忧恼迟疑恐惊心

故事

宋の仁宗の頃、包拯は開封府尹を務めていました。国丈の龐洪が将軍狄青を陥れて獄に下します。命を受けて包公が調べるので、龐洪は恐れおののき、あらゆる手で妨げました。やがて真相は明らかとなり、龐洪の讒言と証されます。仁宗の裁きに上げられたものの、皇族の縁者ゆえに放免されました。屈した者の名誉だけが晴れたのです。

解説

門口に据えられた木彫りの虎は、威があるように見えて人を傷つけません。障りはないとはっきり告げられているのに、あなたは迷い悩んで自分の心を怖がらせています。この籤の要は気持ちの持ち方です。道を塞いでいるのは外の虎ではなく、繰り返す疑いのほうです。炉に落ちた雪、耳もとの風のようなものですから、福を積んで解いてください。前は険しく見えて、後ろは吉です。木だと見きわめれば堂々と通れます。

項目別の解説

財運

この気持ちの壁さえ越えれば、今が投じるべき時かどうかを自分の目で見きわめられます。

縁談

気後れを脇へ置き、勇気を出して相手に近づいてください。思っているほど難しくありません。

仕事

心の恐れに引きずられないでください。勇気と自信をもって、なすべきことをなす時です。

健康

病は気持ちと結びついています。悪い考えを手放し、明るい気分を保つことが治りを早めます。

旅行

旅には妨げがあります。勇気を出して支度を整え、心をしっかり定めてから出発してください。

アドバイス

門口のあの虎は木で作られていますから、よく見きわめて通り過ぎてください。