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韋佩 仙に遇う

上籤

籤詩

ふいに一通の便りが 天へ飛び上がり泰山のごとき宝を 満載して船は帰るもし道の上に 良き事の成るやを問わば行く手にはなお 押してくれる貴き人あり

原文: 忽言一信向天飞 / 泰山宝贝满船归 / 若问路途成好事 / 前头仍有贵人推

故事

貧しい書生の韋佩は四十近くになっても功名を得られずにいました。ある日、驢馬を引いて洛陽橋を渡ると、漁師が大きなすっぽんを売っています。忍びなく思いながらも銭がなく、乗ってきた驢馬と引き換えにして橋の下へ逃がしました。その後、韋佩は科挙に及第し、官位を重ねます。あのすっぽんは仙人の化身だったと伝えられます。

解説

ふいに一通の便りが天へ飛び、泰山のような宝を満載した船が帰ってきます。道の上で良いことが成るかと問えば、行く手にはあなたを押してくれる人がいます。この籤の吉は、支えてくれる人がいることにあります。向きは合っているのですから、あとは事情に明るい人に道筋を教わることです。功名を問うなら前に導き手があり、喜びも実入りも増えます。ひとりで突き進まず、素直に教えを請うてください。

項目別の解説

財運

自分の経験はまだ足りません。方向を示してくれる相談相手を得れば、うまく運んでいきます。

縁談

独り身の方は仲立ちを頼み、想う人を追うなら、そばで知恵を貸してくれる人が要ります。

仕事

助言者や経験ある人に営みの方向と改善すべき点を聞けば、少ない労で大きな成果が出ます。

健康

病の由来を分かる人に説いてもらってください。慢性の不調は心の修めと悔い改めで和らぎます。

旅行

外で学ぶ道は有望ですが、それでも導いてくれる人の助言があってこそ順調に進みます。

アドバイス

船はもう宝で満ちていますから、水路を知る人に舵を任せてください。