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高君保 婿に迎えらる
中籤
籤詩
鸞と鳳の羽は 雨に濡れそぼちその時ばかりは 雀にすら侮らるされどいつの日か 雲は開けて晴れわたりもとのごとく 羽衣を整うる時来たらん
原文: 鸾凤翔毛雨淋漓 / 当时却被雀儿欺 / 终教一日云开达 / 依旧还君整羽衣
故事
高君保は名将高懐徳の子です。趙匡胤が南唐を攻めて囲まれた時、高君保は二百人を率いて兵糧を運び救援に向かいました。途中の双鎖山で女の頭領劉金定に阻まれ、無理に婚を迫られます。二人は結ばれた後は心を合わせ、兵を率いて囲みへ斬り込み趙匡胤を救い出しました。奪われ迫られた出会いが、そのまま良縁になったのです。
解説
鸞や鳳の羽が雨に濡れて垂れ下がり、しばらくは小さな雀にまで侮られます。けれどいつか雲は晴れ、羽づくろいをする日が返ってきます。この籤が語るのは一時の落ちぶれです。あなたの品位はもともと高く、ただ今は羽が濡れているだけです。小人の勢いが盛んな時に君子は動かず、身を守って時を待つのが良いのです。この軽んじられる時期を堪えてください。雀と高さを競う必要はありません。
項目別の解説
財運
財の道はしばらく塞がっています。今は攻めずに守りに徹し、雲が晴れてから改めて図ってください。
縁談
縁は遅れています。辛抱して待つことです。無理をすれば波風が立ち、晴れてから順調になります。
仕事
起業のはじめは押しのけられ、冷たく扱われます。品位と初心を保てば、後は順調になります。
健康
これまでの治療は的を外していたようです。方法か医師を替えて、正しい方向をつかんでください。
旅行
新しい場所では軽んじられることもあります。自分を保てば、周りもやがて慣れてくれます。
アドバイス
羽が濡れている間は雀と競わず、雲が晴れてから羽衣を整えてください。