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竇燕山 善を積む

上籤

籤詩

巍々たる宝塔は 尋常のものにあらず八つの面はみな玲瓏として 光を放つ君に勧む 志を立てて篤く礼拝せよと善をなす者に 蒼天は福と祥とを降す

原文: 巍峨宝塔不寻常 / 八面玲珑尽放光 / 劝君立志勤顶礼 / 作善苍天降福祥

故事

宋の竇禹鈞は燕山に住み、中年になっても子がありませんでした。ある夜、亡き父が夢に現れ、悪を捨てて善に就くよう戒めます。彼は深く改め、人のために力を尽くし、義塾を開き貧しい人を助けました。後に五人の子に恵まれ、みな試験に及第して世に出ます。三字経に伝わる竇燕山、義方あり、五子を教えて名みな揚がるとは彼のことです。

解説

そびえる宝塔はもともと尋常のものではなく、八つの面がどこも澄んで光を放ちます。志を立て、篤く礼を尽くしてください。善をなす人には天が福を降します。この籤の福はまぐれ当たりではなく、徳が積まれたからこそ光が透けて出たものです。この福は周りの人にも見えていますから、心をせわしくする必要はありません。今なすべきことはただ一つ、善を続け、敬う心を静かに保つことです。

項目別の解説

財運

正しい実入りが勝ちます。営みも順調で、正しい道で得ている限り財は絶えず巡ります。

縁談

縁は睦まじく結ばれます。徳の厚い人には良い相手が付き、善を行えばいっそう早く現れます。

仕事

誠を尽くして敬い、身を修め続ければ、仕事は順調に進み、事業は自然に伸びていきます。

健康

誠をもって拝み、善を広く行えば、陰の助けがあるかのように病状は落ち着いていきます。

旅行

出発の前に守りを祈れば道中は安らかです。善を行う人はどこへ行っても便宜を得られます。

アドバイス

塔は一層ずつ積み、善は一つずつ行えば、光はおのずと透けて出ます。