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陶三春 帥に立つ
下籤
籤詩
馬を勒し鞭を持ちて まっすぐに駆け来たる半ばは憂え危うく 半ばは災いなりちょうど火に遭いて 家の焼かるるがごとく天より時の雨降りて 禍いを灰と流し去る
原文: 勒马持鞭直过来 / 半有忧危半有灾 / 恰似遭火焚烧屋 / 天降时雨荡成灰
故事
宋の陶洪の娘陶三春は、武を競って鄭恩と縁を結び、子の鄭印を生み、嫁の王玉娥もまた武を修めました。後に鄭恩が趙匡胤に従って南唐へ出兵し囲まれたと聞くと、陶三春は子と嫁を連れて帥となって出陣します。南唐を攻め、両軍が合流して敵兵を退け、勝って帰りました。危難に進み出たことが、一門の栄えとなったのです。
解説
馬を止め、鞭を手にまっすぐ駆け抜けてくる。半分は憂いと危うさ、半分は災いです。ちょうど屋根に火が回っている所へ、天がにわかに時の雨を降らせ、災いを灰へと洗い流します。この籤は憂いと喜びが半ばです。損はすでに出ていますが、転機もすでに道の上にあります。生涯を通じて力を尽くし、是非には関わらないこと。善を積むことがその時雨になります。天を恨まず、絶望もせず、まず目の前の火を消してください。
項目別の解説
財運
財に損が出ています。今は投じず、後始末を先にしてください。施しを行えば災いは軽くなります。
縁談
情には障りが多く、寛やかさで和らげることです。争わず譲るほうが、この縁を保ってくれます。
仕事
苦境にあっても嘆かないでください。この衝撃が、あなたをより良い前途へ押し出してくれます。
健康
治すほど悪くなる恐れがあります。重く見えて重くなく、軽く見えて注意が要ることもあります。
旅行
外での活躍は悪くありませんが、支払う費用と代償のほうが大きくなるかもしれません。
アドバイス
火はまだ燃えていますから、まず消し、善を積めば、あの雨は必ず降ります。